| A群 ではいびきの歴史を調べていますが、その歴史が長いほどのどには負担がかかっています。疲れたときやお酒を飲んだときだけいびきをかくのは異常ではありません。
しかし寝れば必ずいびきをかくという常習いびき者の85%にB群で調べる睡眠時無呼吸症候群を合併しているといわれていますので注意が必要です。
また特徴的なのはいびきをかく人の70%位は自分ののどちんこを自分で確認できないということがあります。これは舌筋を自分の意志でコントロールできないためで、睡眠時に舌根が沈下しやすいことを示していると考えられます。
B群 が7点以上の場合は睡眠時無呼吸症候群と考えられます。この状態を放置しておくと、高血圧症を伴う循環器の障害を引き起こすことがあり、最悪の場合は突然死の原因になります。従って、できるだけ早く治療をする必要があります。
C群 で2つ以上はいの答えがある人は、いびき以外にも過労などの原因を考えてみる必要がありますが、それも思い当たらない人はかなりいびきが進んでいると考えるべきでしょう。
D群 が2つ以上はいの答えがある人は耳鼻科的治療が必要です。鼻づまりの原因となる鼻中隔弯曲症や、肥厚性鼻炎とのどの扁桃腺肥大はいずれもいびきの誘因になります。したがってこれらの状態がある場合はその治療も必要になることがあります。
花粉症などに代表されるアレルギー性鼻炎はレーザーで比較的簡単に治療できます。最近ではいびきの治療と、アレルギー性鼻炎のレーザー治療を同時にしてしまう患者さんが増えてきました。
慢性のいびき、睡眠時無呼吸を放置しておくと徐々に循環器系に影響を与え、心臓に負担をかけ、血圧(特に下の血圧、拡張期圧)が上がってきます。
これは成人の突然死(急性心不全)につながる恐れがありますので注意が必要です。
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