
<やけどの種類について>
やけどは、やけどをした原因に基づいて、様々な名称で呼ばれます。
主なものとしては次の種類のやけどが挙げられます。
- 通常熱傷……熱した油や熱湯が原因のやけど
- 化学熱傷……強力な酸など、化学薬品が原因のやけど
- 気道熱傷……火災等によって、高温の蒸気を吸ってしまった時に気道部分で起きるやけど
- 低温熱傷……カイロ等の低温熱源に長時間触れた事によって起きるやけど
- 放射線熱傷…強い放射線を浴びる事によって起きるやけど
- 電気熱傷……雷やコンセント等、強い電流が原因で起きるやけど
またやけどの症状の重さは、やけどの深さと面積、やけどをした場所、やけどを負った方の年齢や生活習慣等によって、 重症度が変わってまいります。この項目では症状の重さの目安を簡潔に下記致します。
| やけどの深さ | |||
| 熱傷の名称 | やけどの深さ | やけどの跡 | 治癒期間の目安 |
| Ⅰ度熱傷 | 表皮 | 一時的 | 1~2週間 |
| 浅達性Ⅱ度熱傷 (SDB) |
表皮から真皮(浅い) | 色素沈着 | 1~2週間 |
| 深達性Ⅱ度熱傷 (DDB) |
表皮から真皮(深い) | 軽度の瘢痕 | 1~2ヶ月 |
| Ⅲ度熱傷 | 表皮から皮下組織 | 瘢痕、ケロイド等 | 2ヶ月以上 |
| やけどの面積(成人の場合の計算方式) | |||
| 部位 | 体表面積の% | 部位 | 体表面積の% |
| 頭部 | 9 % | 体幹前面 | 18 % |
| 左上肢 | 9 % | 右上肢 | 9 % |
| 左下肢 | 18 % | 右下肢 | 18 % |
| 後面 | 18 % | 陰部 | 1 % |
| やけどの重症度 | |||
| 重症度 | Ⅱ度熱傷の場合 | Ⅲ度熱傷の場合 | |
| 軽度熱傷 | 10%以下 | 2%以下 | |
| 中程度熱傷 | 10%~30% | 2%~10% | |
| 重症熱傷 | 30%以上 | 10%以上 | |
<ささもとクリニックが行っているやけど治療について>
軽度のやけどから深いやけどまで治療可能ですが、体表面積の10%を超える広さになると脱水症を起こす事もあり、 入院治療が必要になることもあります。
この場合は東京女子医大病院、国立立川災害医療センター、都立府中病院等を御紹介致します。
当院の院長はやけど治療の専門医でもあります。
